エアコンお役立ち情報
≪目指せ快適ワンダーランド!アルミーランドの入場チケットはお水?!≫エアコンの冷えるメカニズム
目次
洗う必要のないエアコン
(奇抜なタイトルから、ご覧の方々が引き気味でなければ幸いです 汗)
なぜ今、エアコンのリモコンを手に取りましたか?
なぜ、エアコンをつけますか?
「暑いから」「涼みたいから」など様々。
そしてそれを集約すると一言で言うなら、
「快適な空間を目指して!」ではないでしょうか。
そこで最近聞こえてくるのが
「エアコンクリーニングしましょう」
「まあまあ安いハウスクリーニング」などの
テレビコマーシャルやYouTubeのCM。。
「正直、うちの実家のエアコンは20年も洗ってませんけど!」
皆様が疑問に思うのも当然です。
なんせ、これを書いているわたくしの実家も20年洗っていなかったのです。
(最近わたしが洗いに行くまでは。。)
(結果、洗ってみるとカビは生えていました。
あまりエアコンを使わない家で、
日頃からよく掃除をするのでホコリが少ない分、
20年の割にはキレイでしたけど)
そもそも洗う必要ってほんとうにあるの?!
エアコンの汚れといえば通常はカビです。
しかし、焼鳥屋さんなどお肉焼く系のお店のエアコンは話が違います。(話が飛びますが 汗)
調理中に出る焼鳥の油煙(油の煙)でモクモクになる店内、換気扇だけではなくエアコンももちろんモクモクの影響を大きく受けます。
モクモクの影響を受けるのはなぜでしょう?
それはエアコンが室内の空気を吸い込むからですね。(←これは非常に重要な点なので後から出てきます☆)
エアコン室内機は油煙でベットリ汚れが溜まってしまうと効きが悪くなるばかりか、水漏れの原因にもつながります。
洗う必要があるエアコンは焼鳥屋さんとかの店舗で使ってるエアコンでしょ?!
結論、どのエアコンも洗う必要があります。(商売抜きで。。汗)
洗う必要のないエアコンはありません。(お掃除機能付きでも。。です)
エアコン、その汚れの種類とは?
汚れの種類は、・カビ、・油、・ホコリ、・粉末系などなど多岐にわたります。
エアコンは使っていると必ず汚れも吸い込みますし、汚れを蓄える元をエアコン自体が作り出してしまうので、どうしても汚れてしまいます。
そして汚れると必ず効きが悪くなってきます。衛生面でもカビなどまき散らすなど、とても心配ですね。。
エアコンの効きが悪くなる。。そもそものメカニズム
そもそもの話ですが、エアコンはなぜ、かびるのか。。いや、カビるのか。。
まずはカビに焦点をあてて見てみましょう。
想定①夏場の冷房
夏場の冷房の場合、
エアコン室内機は、
室内の蒸し暑い空気を吸込み口から吸込み、
吹出し口から冷やした空気を吹き出します。
この時、室内の気温と湿度を仮に以下の条件としましょう。
元々の蒸し暑い室内:気温30℃、湿度70%
エアコン冷房で快適になった室内は仮に以下の状態としましょう。
エアコンで快適な室内:気温25℃、湿度55%(くらい、目安です)
気温が30℃から25℃に、5℃(ど)下がり、
湿度は70%から55%に、15%(パーセント)下がりました。
人にとって快適ストライクゾーンとでも言いましょうか。
暑くもなく、寒くもない、程よい「か・い・て・き・(^^♪」と感じる室内環境ですね。
ここで質問です。
さて、
気温の変化した5℃と、湿度の変化した15%がどこに行ったのでしょうか?
☆☆☆ 気温と湿度とキーファクター〇〇と。。
☆彡 気温に関して~
せまいエアコン室内機の中を流れる冷えた冷媒配管と
室内から吸い込んだ30℃の空気が触れ合うことで、
室内空気の熱が奪われ、
冷え切った冷媒配管は程よく温められ、
吹き出し口から出てくる頃には程よい20℃前後の冷風になって出てきています。
結果、室内全体を巡り巡って、程よい室内気温25℃を作り出し続けているのです。(30℃前後の蒸し暑い気温は外気からどんどん室内に入ってきますし、それを引き続き緊張感を保ちつつ、エアコンが冷やし続けている的な)
(※この冷えた冷媒配管の中には液体状態の冷媒が入っており、暑い空気に触れて温められることで「潜熱」といって室内から吸い込んだ空気から熱を奪い冷やします)
☆彡 湿度について~
15%もの湿度が下がり、55%という人にとって快適な湿度を作るエアコン、えらいですね。
そのエアコン室内機の中をのぞくと。。。
実は、先ほど登場した冷えた冷媒配管がキーパーソンです。
いや、キーファクターです。
暖かい空気は沢山の水蒸気(湿気)を蓄えることが出来ます。
それに比べて、冷えた空気は少量の水蒸気(湿気)しか蓄えることが出来ません。
夏はムシムシするけど、
冬はカラッカラになりますもんね。
(冬は加湿器たかないとノドとお肌がバキバキになったり。。涙)
つまり、エアコンの中の冷媒配管で冷やされた元もと30℃の空気はいったん20℃くらいまで冷やされる過程で、湿気(水蒸気)を手放さざるを得ないのですね。
持ちたくても持てないだけ。
そして、
湿気は室内機の冷えた冷媒配管に水滴として居残り組(ぴちょん組的な)になるわけで、
エアコン吹出し口から出て来れないというわけです。
言うなれば、冷えた冷媒配管を通るためには、
水は通行するための入場券、入場チケットのような役割を果たしているとも言えなくもないような気がします。
エアコンをつけて涼みたい、暑すぎて耐えられない、
そして、
エアコンの中では暑い空気が入場チケットとして水(湿気)を
熱交換器(アルミフィン)に残して、カラッカラに冷えた空気で
吹出し口というゲートから快適な空間を作らんとばかりに
室内に快適な冷風を巻き起こしてくれていたのですね。
(☝これがこのブログタイトルの油煙、ではなく所以(ゆえん)ですね ここまで長くて申し訳ございませんm(__)m 汗)
☆彡 キーファクターの冷えた冷媒配管様
室内機の中の冷媒配管はただ配管だけでそこにいるわけではありません。
アルミフィンという薄いアルミの鎧(よろい)を何層も羽織って、暑い空気が来るのを「今か今か」と冷えながら、ひえっひえに冷やされながら、待ち構えています。
(※冷媒配管とアルミフィンの部分を「熱交換器」と言います)
そして、
暑い空気の中の水滴をもぎ取り、居残り組の水滴たちと一緒に「そこ」に居続けるのです。
だから、かびる! いや、カビるのです!
そして、心地いい冷風を出し続けているだけなら良いのですが。
快適な気温、湿度を保つために、
室内の空気を吸込み続けていると(冷房運転を続けていると)
どうしてもホコリやお料理の油煙や空気中をさまようあらゆる物質なども吸い込んでしまいます。
だからカビが生えるのですね。
吸い込む空気の汚れが、エアコン内部にできるお水と出会うことでカビは生えます。
そして、エアコン内部でカビが繁殖するのは、逃れようのない事実なのです。
以上です。
以上の工程でエアコン室内機の中はカビるのです。
(最後はあっさりですみませんm(__)m☆)
最後に
焼鳥屋さんで油の煙を吸い込んだエアコンの写真です。
一般家庭でもオフィスでも室内の汚れは実はたくさん吸い込んでいる証拠写真ともみて取れますね。
以上、ご精読ありがとうございました!m(__)m ☆彡☆彡☆彡
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