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COLUMN

エアコンクリーニングのお役立ちコラム

電気代おすすめ対策:冬の暖房編

いつもありがとうございます!
先日、娘と作ったチョココロネがちょっと固くなったけど歯ごたえを感じている二児のパパ、くまなくんです♪

本コラムは、エアコンお役立ち情報を少しでも身近に感じていただきたい!という想いで掲載しているコラムです。 職場でシェアいただければ幸いです。

☆今回のテーマ:「エアコン電気代を節電する為のおすすめ対策! 冬の暖房編⛄」

~とある冬の日~

お客様:
「エアコンの電気代をおさえたい!特に冬は経費削減したい。。」
「何かおすすのエアコン節電対策があれば教えて~! くまなく~ん!」

くまなくん:
「くまった時はお任せください! 売上に直結しない電気代などは極力節約したいですよね。
具体的な節電につながる対策をお伝えさせていただきます。」

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
実際に当社にご相談して下さいましたお客様の業種は下記の通りです。
〇経費削減したい不動産オーナー様や管理会社ご担当者様
〇エアコン台数が多い介護施設の施設長様、ホテルの支配人様
〇お子さんの体調管理に心配りされている幼稚園保育園こども園の園長様 などなど

☆ ☆ ☆ ☆ ☆
「エアコン電気代を節電する為のおすすめ対策! 冬の暖房編」   夏の冷房編はこちら

 暖冬でもしっかり寒い! 
 せめて財布の中身くらいはなんとか節約でやりくりしたい!
そんな気持ちになる方も多いのではないでしょうか。9月も目一杯まで暑い日が続いたと思ったら、10-11月からは急に冬の寒さ到来となることもあるので、まずは急な気温の変化で体調を崩さないように気を付けたいですね。
プラスアルファ電気代の節約・節電で財布も暖めたいものです。
 冬に節電したい家電と言っても、暖房器具は多種多様なものがあります。
セラミックヒーター、電気ファンヒーター、パネルヒーター、オイルヒーター、そして床暖房、ストーブ、ガスファンヒーターなどなど色々あってどれがいいか悩むのは私だけでしょうか。。
とりあえず、エアコンはあるので「エアコンの暖房つけて、加湿器で湿度調整!」という方も多いと思います。
 暖房シーズンは1年間の内、ざっくり5か月前後のようです。
弊社お客様への聞き取りでは、エアコンの暖房は10月前後から徐々につけ始め、3月後半まで使用されているお客様が増えています。介護施設などの業種ごと、店舗事務所の立地、営業時間帯などによっては、比較的早めの時期に暖房器具を使い始めるということもあるようです。エアコン暖房に加え加湿器も併用して乾燥を防ぎつつ、健康第一・安全第一で節電にも取り組んでみましょう。
まずはエアコンの基本的なまめ知識や実際の電気代がどれくらいなのかもおおよそシェアしたのちに、電気代節電になりうる対策をシェアしたいと思います。


☆ ☆ ☆ ☆ ☆

暖冬でも寒い!


【目次】
■エアコンまめ知識
 ▷暖冬でも防寒対策はしっかりと
 ▷エアコンは吹き出し口からの風を直接あびないことをお勧めします
 ▷乾燥や体調不良にお気を付けください

■エアコンの電気代、計算の仕方ご存知ですか?
 ▷1時間当たりの電気代の目安は?
 ▷1日10時間エアコンを使った場合の電気代は?
 ▷冬のエアコン電気代は?
 ▷1年間のエアコン電気代合計金額は?

■おすすめする節電の為の具体的な対策

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

■エアコンまめ知識~

 夏より冬の方が電気代が高いってご存知でしょうか?
 その理由は、冬は外気温との差が大きい為。
 夏は外気温は35℃くらいに対して室内は約28℃、気温差7℃前後。
 冬は外気温7℃くらいに対して室内は約18℃、気温差11℃前後。
 冬の方が室温との気温差などが大きくその影響もあり電気代がかかることになります。

 2023年12月から2024年2月の冬の平均気温は統計史上第二位の高温だったようです。そんな暖冬の中でもやはり朝晩は冷え込むものです。2023年12月上旬のお昼の気温はおおよそ福岡から大阪、東京までで10~14℃であったのに比べ、朝は5℃から7℃まで気温が下がったりしていました。


服装は朝晩は冬物コート、昼間は春秋コートで最適なくらい。コートを着るような時期になると冷え性の私は厚手の靴下は必需品です。ユニクロのヒートテックでまとめ買いします。そして気になる電気代の高騰。。
体調管理を第一に、かしこく電気もガスも節電していきたいものです。

 エアコンは暖房時、吹き出し口からはかなりあつい風が出ています。
例えば、弊社スタッフが実際に大阪市内の現場で「温度測定テスト」をした時を例をあげてご説明します。


テストは冬の室温18℃の時にエアコン暖房運転スタートしました。リモコン設定は「暖房24℃」。エアコン冷房つけ始め15分程度で、吹き出し口からは44.2℃の冷風が出ました(※1)。


 冬の寒いなか、エアコンから暖かい温風が出てきましたので、はじめのうちは温風を浴びていると「あったたかーい♪」とほっこりしますが、ほっこりも束の間、すぐに直風をあびていると暑すぎて汗が出てきます。この40℃超えの温風がいつまで続くかというと、リモコン設定24℃に達するまでです。


 エアコン室内機には吹き出し口と吸込み口がありますが、この吸込み口に入ってくる空気がリモコン設定温度を少し上回る25℃くらいでかえって来て、吸込み口サーミスタがその温度を検知すると、徐々にエアコンは落ち着きます。そして室外機で一生懸命に冷媒ガスに圧をかけていた圧縮機も落ち着いて、室外機から出ていた音(古くなると騒音になることも汗)も静かになります。

それまではリモコン設定温度のプラス15℃前後の風が出続けていますので、直風を浴び続けないことをおすすめします。くれぐれも急な気温の変化や体調管理には十分ご注意ください! 

※1:吹出し温度44℃超!

 とはいえ、節電や温風に気を配り過ぎて、暖房を停止して我慢したりはおすすめしません。温風で目やのどが乾燥して来たら、加湿器などで湿度調整もご検討ください。 
足元はブランケットや踵まですっぽり入る冬用のスリッパなどもおすすめです。

■エアコンの電気代、計算の仕方ご存知ですか?

 一般的な計算式をご紹介します。

1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW)× 電力料金単価(円) × 1(時間)

※消費電力、電気代はエアコン運転時の使用状況や環境、電力会社との契約内容やセットプランによって変化します。
※一般的に電力料金単価は31円/kwh(税込)で算出します(主要電力会社10社平均単価)

 メーカーカタログ記載の「定格の消費電力」を調べます。
参考に使うのは、「ダイキンルームエアコンS40WTEP」です。
※2:ダイキンルームエアコン住宅設備用カタログ2019年4月号より

 こちらのダイキンルームエアコンの消費電力は「1,340W(125~2,990)※3」です。
まとめますと以下の通りです。

 ・定格の消費電力 1,340W(1.340kW)
 ・最小の消費電力  125W(0.125kW)
 ・最大の消費電力 2,990W(2.990kW)

※2:ダイキンルームエアコンS40WTEP
※3:ダイキンルームエアコンS40WTEPの消費電力

 この「ダイキンルームエアコンS40WTEP」を1日10時間、暖房運転で使った場合の電気代を例に計算式にまとめます。

 先ほどのこの計算式にカタログ数値を入れて計算します。
 1時間あたりの電気代 = 消費電力(kW)× 電力料金単価(円)× 1(時間)

例えば、1日のうち朝の9時から19時までの10時間分エアコンを使ったとします。
例)10時間分の定格電気代 ~ 1.340W×31円×10時間 ≒ 415円
  10時間分の最小電気代 ~ 0.125kW×31円×10時間 ≒ 39円
  10時間分の最大電気代 ~ 2.990kW×31円×10時間 ≒ 927円
 この場合、この機種の10時間の電気代は415円目安とみます。夏の391円と比べると1日同じだけ使っても冬の方が24円電気代が高いことが分かります。
エアコンは室内や外気温や室内人口密度などの状況により能力を変化させますし、電力会社との契約によっても電気代も変動します。
この場合は約39円~927円の間で運転をしているということになります。

 冬の暖房使用期間を10月中旬から3月中旬とした場合、5か月間エアコンの暖房を使ったことになります。
5か月というと何日間でしょうか。
5か月×約30日=150日
約150日ですね。
冬は暖房を150日間使うと仮定します。上記の1日10時間の定格電気代目安415円を掛けると、415円×150日間=62,250円税込です。
夏の同期間の電気代目安が58,650円税込でしたので、エアコンは冷房より暖房の方が1シーズン3,600円電気代が高いことになります。高っ!!
(ちなみに、上記の暖房最大の消費電力だと927円×150日間=139,050円です。冷房の同値80,550円に比べると58,500円も差がつきます)
冬のエアコン電気代は1台 6万円から最大13万前後もかかる可能性があります。これが業務用エアコンならもっとかかります。
電気会社の見直しやプランの見直しをさせている方も増えてきています。

 エアコン電気代は、冷房時期に80,550円、暖房時期に139,050円目安でした。
1年間の電気代は、冷房電気代+暖房電気代ということで、80,550円+139,050円=219,600円税込目安となります。
(※ダイキンのベーシックな家庭用壁掛けルームエアコン14畳で試算)

年間の家庭用壁掛けエアコン電気代はおおよそ22万円です。
業務用エアコンだともっと電気代がかかります。

それでは、次におすすめする電気代節約節電の「具体的な対策」をご説明したいと思います。

■おすすめする節電の為の具体的な対策

2週間に一度のペースでフィルターを掃除すると年間25%も節電効果があります。          
(出典:ダイキン工業㈱「空気とくらし」https://www.daikin.co.jp/air/life

上記の家庭用壁掛けエアコンの場合、年間電気代はおおよそ22万円目安でした。
25%節電ということは、いったい金額にすると年間いくらの節約になるのか?
 55,000円です!
年間電気代が22万円の場合、25%は金額でいうと5.5万円!
凄まじい節約ですね! 

会社や店舗だと壁掛けエアコン1台ということはないので、もっともっと節約に
なる見込みがありますよね。

フィルターを月に2回お掃除するだけで、
壁掛けエアコン1台当たり年間5.5万円目安が節約になるのですからやらないと
かなり損ですね。

【洗い方】
フィルターの洗い方は、主に2つが主流です。
ホコリ程度なら掃除機で吸うだけでもかなりキレイになります。
汚れがひどい時や衛生上気になる場合は、まずは掃除機で吸った後、
ぬるま湯に中性洗剤を数滴たらしたバケツにフィルターをつけこんで、
ご自宅などにあるお風呂掃除用の目地ブラシで軽くブラッシングした後、
お湯ですすぎ洗いします。※4
これだけで年間25%電気代が節電になります。

※4:フィルター掃除のビフォー写真
※4:フィルター掃除のアフター写真

 室外機の背中側の吸込み口を、目地ブラシなどで溜まったゴミを除去します。
エアコンは室内機と室外機が連携して運転しています。
室内機はもちろんのこと、室外機も汚れが溜まると、室内機から冷暖房の風がうまくでません。
室外機も定期的に目地ブラシなどでゴミチェックしましょう。

エアコンクリーニングとは、プロの業者による室内機及び室外機の洗浄のことを指します。
特にエアコン室内機の熱交換器は汚れが溜まりやすいです。
冷房時5℃くらいまで冷える為、夏の室内の湿気が結露になり汚れとなり熱交換器の目詰まりを起こします。

汚れを4年間放置していると約40%も消費電力が増えてしまします(汗)
(※5:一般社団法人 日本冷凍空調工業会より)
 
 上記の家庭用壁掛けエアコンの場合、年間電気代はおおよそ22万円目安でした。
40%の消費電力というと、金額に換算すると年間いくらの節約になるのか?
 なんと88,000円です!
年間電気代が22万円の場合、40%は金額でいうと8.8万円!
凄まじい能力低下による浪費になってしまいます。

エアコンクリーニングは1台約2万円ですので、毎年洗浄したとしても4年で約8万円。
経費面でも衛生面、お客様からの美観でも、エアコンクリーニングは毎年必ずやった方がお得になります。

会社や店舗だと壁掛けエアコン1台ということはないので、もっともっと節約になる見込みがありますよね。

くわしくはぜひ弊社へご連絡ください。
「無料見積り・ご相談」フォームからお気軽にメッセージ送信してください。

※5:40%も消費電力がかかってします

カーテンを閉めて室内を保温かつ外気を遮断。加湿器で湿度調整。
ぷちぷちシートなど断熱性のものを窓に設置し空気の層を作る。

吹き出し口からの風は直接浴びないように。
取付できる風向調整版(※6)がおすすめです。
風向調整板、又は、風よけカバーでお調べください。
冷房の時も暖房の時も風向きは上向きが弊社ではおすすめします。
冷房は冷風が下に自然と降りてきますね。暖房の時の暖かい空気は天井付近に
溜まってしまう為、サーキュレータや扇風機で気流を意図的に作ってあげると
室内に快適な温度の空気を循環させることができます。
いずれにしても、冷暖房の風は直接あびないことをお勧めします。

※6:風向調整板

風量は自動か微風で。+サーキュレータの気流でムラなく。空気の乾燥にもご注意!
風向きの先にサーキュレータの風を向けることで室内に循環させます。
エアコンつけ始めは風量は自動がおすすめ。室内が快適な温度を通り越して、暑くなってきても一向に風量が穏やかにならない場合は、リモコン設定で風量を静や微風にすると不快にはなりにくいと思います。

リモコン温度設定は20-22℃目安で。暖房20℃でも十分な温風は出ます。

 風通しの良い所に室外機を置く。風を妨げる物は置かない(※7)

※7:風通しが○

 可能なら床から暖める。足元は冬用の履物。膝にブランケットでエコ防寒。

 外出時でも30分程度ならつけっぱなしの方が節電の可能性大。

■社内シェアする節電のためのスケジュール

≪エアコンのリモコン設定≫
冷房・暖房・除湿・送風・自動
風量:静・弱・中・強・急(   )/ 風向き(    )

≪運転スケジュール≫ 担当者:
月 火 水 木 金 土 日 祝 運転・停止  :  ~  :  /運転・停止  :  ~  :  

≪お掃除スケジュール≫ 担当者:
月 火 水 木 金 土 日 祝   :   ~   :  
        
☆ ☆ ☆ ☆ ☆

健康が一番!
快適に過ごしつつ、エアコンの節電にも気を配ってみましょう!